森と遊ぶ光と風の揺らぎ、潮騒の唄、生き物たちの囁き‥‥ホテルリッジの特別な時間のなかに響く自然の音楽を感じてください。120㎡のスイート「贅奏」、「和奏」「洋奏」の個性の異なる客室がお待ちしています。

その時節ごとに全国に求めた最旬の幸と、阿波の味覚の極みを愉しんでいただきます。日本酒だけでなく好みのリッジワインとマリアージュする和懐石の夕餉はもちろん、旅の好日の最初の食事には、お客様の全ての味蕾を心地よく目覚めさせる特別な朝餉をご用意していおります。

ホテルリッジの名称の由来の一つ、岬の稜線【Ridge】に、カリフォルニアキュイジーヌの名店があります。瀬戸内の光に包まれ潮風が訪れる空間で、旬の幸で調えた創作フレンチとリッジワインのマリアージュを愉しむ、ここだけの贅があります。

鳴門海峡を一望するデッキで、地下1,500mから汲み上げた良質な温泉に抱かれる極上のSpa空間。最上級の製品と海のエネルギー、熟達の手技が織り成すタラソテラピーが導く、特別なリラクゼーション。ここで実現しているのは、人の心と身体の最良へのチューニング。

「万里荘」は、全国から集められた宮大工たちが、和の技の粋を競った数寄屋造りの極みです。この静謐な和の空間をホテルリッジのダイナーとして特別にご利用いただきます。枯山水式の日本庭園、手斧跡とをあえて残す廊下、船底天井の渡廊下など、令和に蘇った日本建築千年の技が、そこ彼処に生きています。

ダイニングバーの奥に、ホテルリッジの文化遺産があります。箱根小涌谷にあった三井財閥の別荘、登録有形文化財「三井翠松園別館」をそのままに移築。広大な森の中に、現代では考えられない最高級の木材を使い、当時の建築技術の粋による伝統的でありながら今に通じるモダニズム漂う空間を実現しています。光のゆらぎを遊ぶ吹きガラス窓。花欄間、書院･･･。一度ゆったり、この大正の息吹を残す空間に身を委ねてください。